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「アポロ11号のコンピュータの性能は初代ファミコンと同レベル」? [雑学所感]

「アポロ11号のコンピュータの性能は初代ファミコンと同レベル」という雑学がある。

アポロ11号は、1969年に初めて人類が月面着陸に成功した、世界遺産級のロケット。

ポルノグラフィティも歌にしていたアレだ。


アポロ11号に積まれたコンピューターは、IC(集積回路)を使った世界初のもので、月への距離・方角などを正確に計算し、月面着陸の大きな役割を担った。

一方ファミリーコンピュータといえば、1983年に任天堂が開発した家庭用テレビゲーム機。

処理速度とメモリ容量を比べてみると、アポロ11号よりファミコンのコンピューターの方が処理速度は10倍、メモリ容量は100倍ぐらい上なので「性能が上」ということになる。

まあ、月面到着から14年も経っているので…

今の学者達は「現在のように高性能なマイクロコンピューターと大容量メモリーが無い時代に、よく月まで行けた」と感心しているそうだ。


とはいっても、複雑な計算はあらかじめやってあるし、急いで複雑な計算が必要な場合は、地上の大型コンピュータで処理すればよいので、実のところ機体に高性能なコンピュータを設置する必要度は低かったらしい。

実際、アポロ13号は船内コンピュータが使えなくなったので、紙とペンを使って手計算で軌道をはじきだし、ヒューストンでそれ検証したこともある。

要するに関数電卓程度の性能が求められたので、もとより高性能である必要はなかったということ。


アポロより圧倒的に高度な演算が求められるイージス艦でも、初期のコンピュータはMSX並(ファミコンとたいしてかわらん)と言われているし、プログラムはベーシックだったとか・・。

まあ、現在の最先端技術も10年もすれば陳腐化するのだから、笑ってはいられない。

「シートベルトを着用しないで追突すると、こんなに投げ出される」? [雑学所感]

「シートベルトを着用しないで追突すると、こんなに投げ出される」という雑学がある。

某雑学系のYouTubeで見たのだが、新聞記事を画像で掲載していたので、まず信ぴょう性を疑う余地はない。

その記事には、2階建ての民宿の屋根裏部分に穴が開いている写真とともに、
「ひたちなか市の市道で3日、民宿にワゴン車が突っ込み、3人が亡くなった事故は、中学時代の同級生6人が2台の車に分乗し、海岸沿いをドライブしている最中に起きた参事だった。」

「ひたちなか東署によると、車は時速100キロ超のスピードが出ており、3人はシートベルトをしていなかった可能性が高いという。」とある。

それにしても、「民宿にワゴン車が突っ込」んで、なぜ水平方向へ投げ出されず、上方に向かって投げ出されたのかは、謎だ。
写真の左側に、「車が突っ込んだ民宿。2階部分には、少年が車から投げ出され、ぶつかった跡が残っていた」とあるので、車のパーツが外れて穴を開けたのではなさそうだ。

自動車の技術革新で、前方に障害物があれば自動的にブレーキがかかるシステムができているが、現在のところ、時速20~30キロ。一番進んでいるスバルのアイサイトでもせいぜい50キロまでのスピードでないと機能しない。

若者の暴走を止める手段として、更なる進歩を望むところである。

「中東の砂漠で一番多い死亡原因は溺死」? [雑学所感]

「中東の砂漠で一番多い死亡原因は溺死」という雑学がある。

『ワジと呼ばれる川の跡は、雨が降ると地下にしみこまないため、鉄砲水のような濁流が起きて、巻き込まれた人は溺死してしまう』…らしい。

「ワジ」についてもう少し調べてみると、砂漠地帯では、水のない乾季の間は地域住民の交通路として使われていることがある。ところが、雨季に幅の広いワジを横切っていると突然水が流れてくる危険 (鉄砲水) があるので注意が必要で、サウジアラビアなどでは毎年死者が出ているとのこと。

砂漠地帯での集落は、オアシスにできる他、ワジの近くでも地下水脈を利用した居住地も多いらしく、単に交通路の利用者だけでなく、こうした集落の人も一度に亡くなるため「一番多い死亡原因」とされているのかもしれない。

ところで、砂漠なのにそんなに雨が降るのかという疑問が残る。
どうも、シロッコなどの影響で、数年に一度程度、場所によってはそれ以上の頻度で、大雨が降ることがあるらしい。

実際に2009年11月にサウジアラビアで106人の方が雨によって亡くなるということが起きたそうなので、「一番多い」かどうかは統計上の数字を見なければ確認できないが、信ぴょう性が著しく低い単なるウワサではなさそうだ。
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「アップルウォッチは大学入試に使えない」? [雑学所感]

「アップルウォッチは大学入試に使えない」という雑学がある。

時計なのにナゼ?という人は、最新の電子機器には疎い人かもしれない。

大学の「センター入試」では、腕時計型端末等の電子機器類は、電源を切った上でかばんなどにしまわないといけない。
身に着けたり、手に持っていたりすると、不正行為とみなされることがあり、最悪全試験の成績が無効になる場合がある。

理由を簡単に言うと、カンニングの道具になる、ということ。
イメージ的には、スマホにベルトを着けて手首に装着しているのと一緒であると思ってもらうと、わかりやすいだろう。

もちろん、他の一般的な入試でも、センター試験に準じていることが多い。
さらに、学校の普通の試験でも、今後使えない可能性がある。


だが、ここに大きな問題がある。
それは『試験監督の教員は、受験生が身に着けている時計が、アップルウォッチであると見抜けるかどうか?』ということ。

おそらく、アップルウォッチの現物(あるいは写真)を見たことがない人は、ディスプレイ上に普通の時計表示をした時は、ちょっとオシャレな時計程度にしか見えないのでは?と勘ぐってしまう。

もちろん、教員自身がアップルウォッチを持っている場合は判別がつくだろうが、普段講義と研究以外にも学校運営に何らかの形で携わっている教員は、非常に多忙!
時計型の電子機器なんてまったく興味がない人も多いだろう。

将来、時計だけでなく、メガネ型のカメラに、耳の奥まで入れるイヤホンでカンニングをしようとする学生も現れるのではないだろうか?

学校側でどこまで対応できるのか、だんだん心配になってきた。
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「奈良の鹿の労働力は、1日1万円に相当する」? [雑学所感]

「奈良の鹿の労働力は、1日1万円に相当する」という雑学がある。
適度に芝を食べる、芝刈り料分の働きと、観光客を呼ぶPR料から換算したというもの。

大仏や寺社仏閣、古墳などが奈良の最大の魅力だが、あまりに数が多く、正直見飽きてしまう。
そんな時に奈良公園に行って、鹿を見たり、写真を撮ったり、エサを与えてみたりすると、かなり癒される気がする。

奈良県の公式マスコットの”せんとくん”には大仏の顔に鹿の角が生えているし、今年の「ゆるキャラグランプリ」にエントリーしているのは、”しかまろくん”。

奈良県警の”ナポくん”は鹿そのものだし、”まんとくん”は、平城京の屋根?に鹿の角が生えている。
他にも何体もある奈良のゆるキャラは、どうしても鹿をアレンジしたものになっているようだ。

考えてみると、もし奈良に鹿がいなかったら、やはり観光客は激減するに違いない。
また、鹿関連のお土産もかなり収益を上げているだろう。

ひょっとすると、1日1万円どころか、その何倍もの利益を奈良にもたらしている気がする。

ほかの県の鹿は、草木を食い荒らす害獣扱いになっているところもある。
奈良は鹿にとってのパラダイスに違いない。
タグ:奈良 鹿
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